NC自動旋盤加工における「難易度が高い」ワークとは
こんにちは。KOBEの飯島です。本日はNC自動旋盤における当社の特徴についてお伝えしたいと思います。KOBEでは自動車向けや産業機器向けなど、様々な業界からご依頼を受け、難易度の高い加工品を製作し納入しています。お付き合い先からお声がけ頂いたり、また新たなお客様からご相談を頂き、当社で対応可能かを検討していくのですが、最近頂く案件に共通している事は、他社に断られた・できないと言われた、というものです。
NC自動旋盤加工において、難易度が高いという表現をする場合には、加工サイズや寸法公差・幾何公差などに加え、それを要求されるコストで、安定した品質で管理しながら作り続けなければならないという点にあります。
これと密接に関係しますが、例えば下記のような加工・形状が要求されると、NC自動旋盤加工においては難易度がぐっと上がります。
・シャフトに対する10D以上の深穴加工
・複合加工に必要なツールが多いケース
・Rzmax 5.7s 以下の面粗度要求
KOBEは単純形状よりも、上記のような複合的な要素を求められる加工品の方が得意ですので、お困りの案件がありましたらぜひお声がけ頂きたいのですが、ここで、最近KOBEに持ち込まれた案件をご紹介します。詳細図面は機密上お見せできないので、文章だけとなりますがぜひお読み下さい。当社がどんなものに対応できるかがお分かり頂けると思います。
例① シャフト φ0.8×25mm 端面から空けた穴に対するφ0.8のクロス穴加工
例② ピストン φ18×90の製品に、φ11×深さ45の穴加工、ほかカム溝加工・先端部鏡面仕上げを施す複合加工品
お困りのNC自動旋盤加工品がありましたら、ぜひ当社までご相談ください。できるだけそのご要望スペックで対応できるよう検討いたしますし、もし物理的に難しい場合はご提案させて頂くことも可能です。